我が子の寝てる隙に買い物に行くか否か、という問題。
子供が一緒だと買い物もスムーズにいきません。
ぐっすり寝ている隙にちょっとだけなら大丈夫。
そう思い実際に駆け足で最寄りのスーパーやコンビニに行ったパパママもいなくはないと思う。そしてわたしのその一人。
息子は本当によく寝る子だったので、今の隙に!!!!!と近くのコンビニに走ったその時間10分程度のことは正直あるのです。
ただ、ある日ふと考えたとき、本当にこの食材と引き換えにするほど、息子を放置する意味はあるのか?
もしこの数分の間に、万が一火事に巻き込まれたり大地震がきたとして、私はこの子にそのまま会えなくなって後悔しないのか??と考える瞬間がありました。本当になんとなく。
そこでわたしの出した答えはNoでした。明日のための牛乳やパンには息子の存在は代えられない。代えられるわけがない。
彼を守れるのはわたしだけなのに、そんな理由で息子と会えなくなる意味がもはやわからない、と思った。当たり前のことなんだけど、その時は自分がいかに効率よく動くかに意識を巡らせていたのでそれはそれで仕方ない、とは思うんです。
だけど、先述の通り、このまま会えなくなってもいいの?と多少大袈裟だけど考えた時に、そのリスクにとって代わるものなんてないことにも気づくことができました。本当に当たり前のことなのに。
天災も人災も、いつくるかわからないから備えが必要。それなら備えてせめていられる時は息子のそばにいたい。それが綺麗事でもなんでもない、わたしの純粋な思いなのです。
自分を優先する時間の使い方はもっともっと考えなければいけないと昨今のニュースを見て思うんです。
命を生み出した親たちがきちんと考えるべきだし、それを女だけが受け止めるのも違う。子供は女だけの力では産むことも宿すこともできないのだから。